春は出会いの季節です。うららかな陽気に心もウキウキ。職場の仲間や友達同士で集まったり、イベントに行ったりと新しい知り合いが増える絶好のチャンスです。
積極的に行動してリア充な生活をSNSに投稿する人がいる一方、「誰とも会いたくない」「他人とかかわりたくない」と感じてしまう人も。
休日に独りTVを見ながら「どこにもいかず、ドラマばっかり見てていいのかな」と一抹の不安を感じている人に、不安が解消する素敵な研究をご紹介しましょう。
■1:意外にお疲れ? 20代男女の50%は「他人とかかわりたくない」
株式会社TWOが実施した調査によると、他人と関わりたくない・会いたくないと思うことが「頻繁にあてはまる」「時々あてはまる」と回答した方は、男女共に約50%となりました。
20代のSNS利用率は90%以上ともいわれており、常に誰かとつながっている状態。独りでいる時も、友人達のリアルタイムの情報が大量に流れ込んでくるため、人間関係に疲れてしまうのかもしれません。
“誰とも会いたくない”という感情は、案外、誰しも抱いている一般的な感情のようです。
■2:独りテレビはコミュ力の低下を招く?
とはいえ休日に誰とも会わずに、撮り貯めたドラマやDVDを見続けるというのはいかがなものか?と悩むこともあるかと思います。
友人達は、彼氏とデートや友達同士でショッピングや素敵なレストランに出かけているのに、無言で独りテレビを見ているだけでは、人間的な魅力度が確実に低下していきそうです。
ところが意外にも、“良いドラマを見るとコミュニケーション能力が高くなる!”という驚きの研究結果があるのです。
■3:良質のドラマはEQを高める!
『Fiction and social cognition: The effect of viewing award-winning television dramas on theory of mind』(心の理論におけるテレビドラマ効果について)の研究によると、学生を二つのグループに分け、一つのグループは、賞を取ったドラマを見せる(マッドメンかザ・ホワイトハウス)。
もう一方は、サメのドキュメンタリーを見る(ディスカバリーチャンネル)。その後で全員にEQ(心の知能指数)のテストを行い、参加者の共感力を調べたところ、ドラマを見た学生はドキュメンタリーを見た学生よりも、EQのスコアが高いという結果に。
良質のドラマは他人の心を読む能力や共感力を養ってくれるようです。
ポイントは良質なドラマというところ。ホラーやミステリーよりも人間ドラマがおすすめです。
■4:人気の海外人間ドラマ、どうやって見つける?
日本のドラマも面白いけど、はまるのは断然海外のドラマ。面白そうなドラマはだいたいチェックしているという人も、TSUTAYAの月間ジャンル別レンタルランキング(ドラマ)などで、まだ見ていない新しいドラマを見つけるのもおすすめです。
参考までに、集計期間:2016年2月1日~2月29日の海外ドラマレンタルランキング第1位から5位までを紹介しましょう。
<第1位 SUITS/スーツ シーズン4
第2位 ロイヤル・ペインズ ~救命医ハンク~ シーズン6
第3位 私はラブ・リーガル DROP DEAD Diva シーズン6 フィナーレ
第4位 glee/グリー ファイナル・シーズン
第5位 スキャンダル シーズン3>
以上、意外なドラマの効果について、紹介しましたがいかがでしょうか?
「誰にも会いたくない!」と心が少し疲れている時は、面白いドラマで、コミュニケーション力を高めるというのも、有意義な休日の過ごし方といえるかもしれませんね。
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【参考】
※ 3月18日は世界睡眠デー春は出会いの季節なのに…20代男女共に約5割が他人と関わりたくない!? – two
※ 月間ジャンル別レンタルランキング(ドラマ) – TSUTAYA
【画像】
※ gkrphoto / Shutterstock
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