夏にむけて、全体的に大きくなったからだを“シュッ”とさせたい!と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
「痩せたい……でも過酷な食事制限やおっくうな運動はしたくない」この思考回路がデブ化を促進しているとはわかっているものの、なんとか努力をせずにダイエットを成功させ、理想の体を手に入れたい!
そんな夢のようなダイエット方法を日々、模索している女性におすすめのダイエット方法をご紹介しましょう。
■1:ダイエットの王道はカロリー制限?
アサヒグループ食品株式会社実施したダイエットに関する意識調査によると、約80%の女性が今よりも体重を落としたいと考えており、なかでも約40%の女性が“3kg”前後痩せたいと考えていることがわかりました。
自身の体型に大きな不満がある人よりも、少しだけ調整したり、今の体型をキープしたいと考えている人が多い傾向にあるようです。
ダイエットをする際、まず行う方法として食事に関する改善と答えた人は70%以上にのぼっています。
内訳としては、「間食をやめる」「低カロリーとされる食品・食事を選ぶ」「ダイエット食品を利用する」という結果に。一方で、自宅の運動やジムといった体を動かすダイエットを挙げた人は30%未満に。
やはり、体を動かすダイエットよりも食事を改善するほうが取り掛かりやすいのかもしれません。
■2:美しい体形には運動が不可欠?
ダイエットの成功に定評のあるライザップでは、食事指導に加えて、科学的なメソッドによるトレーニングを行っています。
これは、ただ痩せるだけでは、理想の体にはならないということ。運動をして体に筋肉をつけることで、メリハリのあるボディが手に入ります。
やはり、ある程度の運動は、食事制限とあわせて行ったほうが、効果が高いといえるでしょう。
■3:面倒くさがりには“トランポリンダイエット”
そこで、面倒くさがり、運動嫌いにおすすめなのが自宅で行える“ミニ・トランポリン”を使ったダイエットです。
「えっトランポリンって運動になるの?」と不思議に思った方もいるでしょう。じつはこのトランポリンダイエット、アメリカのハリウッドセレブがワークアウトに取り入れたことから、人気に火が付いたといわれています。
また、NASA ( 航空宇宙局)による研究で、その効果の高さが立証されたことで、さらに話題を呼びました。
実際にやってみると、意外にハード。不安定なトランポリンの上で動き回るため、下半身や腹部が集注的に鍛えられます。
トランポリンは、関節に掛る衝撃が87%も緩和されるため、ランニングのように膝や足首を痛めるリスクが低くなるというメリットもあります。
■4:5分程度で1kmのジョギングと同じ効果がある?
トランポリンダイエットを紹介しているサイトには、“5分程度で、1kmのジョギングと同じ効果がある”としています。
そこで、厚生労働省『健康づくりのための運動指針2006』の中で、METS法という消費カロリー計算法を用いて様々なスポーツの消費カロリーを公表していますので、確認してみましょう。
消費カロリーはメッツと運動時間に比例するため、メッツが大きい方が、そして運動時間が長い方が消費カロリーは大きいということになります。
※ METS・メッツとは、身体活動の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位。座って安静にしている状態が1 メッツです。
・トランポリン3.5メッツ
・ジョギング7.0メッツ
・水泳(クロール)8.0メッツ
・水泳(平泳ぎ)10.0メッツ
このように、トランポリンはジョギングの半分の身体活動の強さ及び、カロリー消費量が半分となります。残念ながら、5分で1kmのジョギングと同じ効果ではなく、半分程度の効果といえるようです。
どちらかというと、ウォーキングと同じ効果と考えてよいかもしれません。とはいえ、室内でいつでも、手軽にできるというメリットがありますので、トライしてみる価値はあるかもしれません。
■5:免疫力の向上やむくみにも効果がある!
さらに、トランポリンには、運動効果だけでなく、むくみや免疫力向上も効果があるといわれています。
そもそも、むくみが起きる原因は、リンパ液や血液の流れが滞ることからおこります。
また、冷えや運動不足も原因になります。トランポリンでジャンプすることで、体全体の血流やリンパの流れが良くなり、むくみや解消、免疫力アップにもつながります。
体力のない方は、最初慣れないので、1日1分、2日目は2分と、徐々に時間を増やしていきましょう。
有酸素運動は、15分過ぎたころから効果が現れるといわれていますので、1日20分程度、トランポリンを行えるようになるとダイエットや健康効果が期待できます。
■6:トランポリンはどこで手に入れる?
ミニトランポリンは、Amazonや楽天で3,000円程度から販売されています。
ただ、あまり低価格のものだと、耐久性がやや低い場合もありますので、購入者のレビューなどを参考に自分にあったものを選びましょう。
一方、トランポリンを一度やってみたいという人は、トランポリンフィットネス専用スタジオ“JUMP ONE”(日本初のトランポリン専用ジムとのこと)や、お子さんがいる方は、子供から大人まで楽しめる“トランポリンパーク・トランポランド”で、トランポリンの楽しさを体験することがおすすめです。
以上、“トランポリン”飛ぶだけダイエットについてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
ぐーたらな人もたたジャンプするだけでダイエットできる“トランポリン”。テレビを見ながらダイエットできるなんて夢のようです。とはいえ、くれぐれもケガややり過ぎにはご注意を。夏に向けて、理想の体を手に入れたいですね。
【関連記事】
※ やっちゃったぁ~!「メイク落とさず寝おちした」朝の緊急リカバリ3選
※ え…知らなかった!働き女子が「食べてはいけない朝ごはん」3つ
※ 今度こそ…ヤセてやる!「30代からのダイエット」成功への心構え3つ
※ ダイエットに超絶効果!「効率的に安全にヤセる」水泳のススメ
※ 夏に間に合う!食べるだけで脂肪が減る「最新ヘルシーフード」3つ
【参考】
※ 健康づくりのための運動指針 2006 – 厚生労働省HP
※ 20代~40代女性の「ダイエットに関する意識調査」約80%の女性は「今より体重を落としたい」と考えている!?ダイエット目標のキーワードは『あと3kg』だった! – アサヒグループ食品株式会社
あわせて読みたい
エッ…ただ飛ぶだけで!? 「トランポリンダイエット」なら3日坊主もOKはBizLady(ビズレディ)で公開された投稿です。