冬になるとお肌がカッサカサになって、夕方になると“目元がしわしわ”、“ほうれい線が深くなる”など、お肌の乾燥に悩むことありませんか?
「夏にはまったく気にならなかったのに、寒くなってきたころから肌全体がパサパサとした印象になった」や、「乾燥対策としてリッチな化粧品を使っているのに乾燥が改善しない」という人は、もしかしてお肌ではなく体が水分不足なのかもしれません。
■1:秋・冬の肌悩み67.9%が“乾燥”
株式会社ドクターシーラボの「顔のたるみ研究所の調査」によると、秋・冬の肌悩みは「乾燥」の67.9%が最も多く、季節毎に対応してスキンケア品を変えて使っている人は29.8%との結果が。
やはり、冬場は多くの人が“肌の乾燥”について悩んでいるようです。また、対策として91.8%が「保湿を重視している」ことからも、お肌の乾燥について保湿対策はきちんとしている人が多数です。
■2:冬は夏ほど“水分補給”に気を遣わない!
ところで、寒いし汗もかかないので冬は夏ほど水分を補給しない、という人は多いのではないでしょうか。
体は、冬でも夏と同じように皮膚と呼気で水分を失います。加えて、乾燥するとますます体内の水分が減っていきます。そのため、冬には“かくれ脱水”が多くなるといわれています。
実際に「冬の水分補給に関する意識と実態調査」では、アンケート対象者の約7割が、冬の水分補給量“1日1リットル未満”という結果となり、飲料メーカーが推奨する摂取量を大きく下回っていました。
■3:かくれ脱水の症状とは?
『かくれ脱水委員会』によれば、自覚しにくい乾燥からくる“冬脱水”のサインは、
<・皮膚がカサカサする。
・唾液が少なくなってネバネバする。
・カラダがだるくなる。
・だるさからふらつく。
・頭痛
・むくみ>
とのこと。お肌のカサカサ以外に、口がネバネバしている、むくんでいるなどの自覚症状があり、水分補給を夏ほどしていない人は、体の水分不足がお肌の乾燥の原因かもしれません。
■4:毎日1,500ミリリットルの飲料が必要!
サントリー株式会社の『水大辞典』によれば、一日に必要な水分量(食事を除く)は、約1,500ミリリットル。500ミリリットルのペットボトル3本分です。意外に多いと感じませんか? 自分が毎日どのくらい水を飲んでいるか、振り返ってみるのも大事ですね。
以上、“冬のお肌の乾燥の原因”について考えてみましたが、いかがでしょうか?
保湿対策を充分にしているにもかかわらず、お肌の乾燥が解消しないという人は一度、体の水分不足を疑ってみてはどうでしょうか?
あまり水を飲まないという自覚があれば、毎日500ミリリットルのペットボトル3本を目安に1か月ほど続けてみてください。冬は寒さもあり、仕事中忙しいと水分補給を怠りがちです。
冷たいお水は苦手という人であれば、白湯をポットに入れて会社に持って行ってもいいですね。高級な化粧品に比べ、お水は無料なのでお肌が乾燥していてかつ水不足の自覚がある人は、ぜひやってみてください!
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【参考】
※ 「乾燥に関するアンケート」 顔のたるみ研究所 – 株式会社ドクターシーラボ
※ 冬の水分補給に関する意識と実態調査 – 株式会社総合企画センター大阪
※ 実は「脱水症」は冬でも起こる。2012年11月27日(火)東京大手町のサンケイプラザにおいて、教えて!「かくれ脱水委員会」主催による「冬脱水サミット」を開催! – かくれ脱水ジャーナル
【画像】
※ Ushico / PIXTA(ピクスタ)